京たけのこの出荷時期は、早堀りで3月中旬～下旬、最盛期は4月中旬～5月上旬頃となります。市場への出荷に加え、高級料亭でも取り扱われます。

京たけのこは、肉厚でありながら柔らかい歯ごたえ・アクの少なさ・白い色・特有の甘み・上品な味わいです。地面に頭を出す前に掘り上げられ、「白子たけのこ」との別名で呼ばれることもあり、生のまま薄くスライスしてお刺身としても食べることができます。たけのこご飯、お吸物、木の芽和え、煮炊き、天ぷらなど幅広い用途で親しまれています。

京たけのこの栄養素には、食物繊維とカリウムが豊富に含まれ腸内環境を整えたり、滋養強壮や疲労回復そして丈夫な骨を形成、生活習慣病の予防・改善にも役立ちますので、是非とも御賞味下さい。

ご参考に

京たけのこは、食用たけのこの代表でもある「孟宗竹」という品種を使い、栽培農家の永年の研究による栽培技術と全て手作業による管理方法に支えられ、最も品質が優れているとして全国的にも評価されています。

京都での収穫時期は５月中旬頃から１０月下旬頃となっており、長期間にわたり味わう事が出来ます。
調理方法については、そのまま焼いたり、素揚げにしても大変おいしく食べられ、また、おばんざいとして煮たり、炒めたり、詰め物をして揚げたりと、幅広く利用することが出来ます。
もっと多くの消費者に、肉厚の大きな果肉であり甘くて辛味のないトウガラシであるということを知ってもらいたいです。

京のふるさと産品協会レシピページ